LA-LIBS装置J200　-簡易で高感度、高精度な元素分析－

LA-LIBS装置　J200はレーザーアブレーション、LIBSによる元素分析装置として世界で最も完成された装置のひとつです。
1測定1/10秒という超高速での全元素同時分析が可能な本装置の特徴は、ビッグデータ解析を多用する研究開発のほか、品質管理や材料分析などの分野にも導入実績がございます。

軽元素の高感度分析、大気非暴露分析に対応

J200はLawrence Berkely National Laboratoryでの研究成果を基に設計、開発されたLIBSシステムでありそのハードウェア、ソフトウェアはLIBSの特徴である軽元素からの他元素同時分析について、昨今の分析に求められる簡単かつ高精度、高い繰り返し再現性を有します。
また、近年特に注目分野であるリチウムイオンバッテリー関連の分析について、LiやC、H,Oなどの他の固体元素分析手法では難しいターゲットを高感度で分析可能であり、大気非暴露分析、2D,3Dの元素分布解析(マッピング)にも対応しています。

標準ソフトウェアによるPCA、PLS-DAなど多変量解析

装置に標準で付帯するデータ解析ソフトウェアは従来の検量線法を用いた単変量解析モジュールの他、大量の同系統試料の差異を視覚的に分類するPCA解析や、アルゴリズム処理による半定量モデルの構築による高速定量分析も利用可能です。